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父子の距離を縮める入学式のリンクコーデ

息子との距離感
もっと近く
できるだけ縮めたい

そんなことを思うお父さんが
意外といることに、
驚いたことがあります。

話を聞いてみると、
仕事に打ち込むあまり
なかなか家に帰ることができず
帰ることができても
息子が眠っているころに帰宅し、
目覚める前に会社へと出社

仕事はやりがいあるし、
顧客からは評価されているので
不満はない。

でも、唯一気になるのは
自分の息子と
一緒に過ごす時間がないままに、
時間が過ぎてしまったこと。

気づくと息子の年齢は年長さんになり、
来年はいよいよ小学校へ入学。
スヤスヤと眠る息子さんの顔を見ては、
このままで後悔しないだろうか、
と考える日々。

そこでこのお父さんは、あることを決意します。

愛する息子との
距離を縮める
入学式のリンクコーデです。

1.ある日の男の子からの一言がキッカケに

青山さん(仮名)は
40歳になるお父さんです。
仕事は広告の
企画営業で活躍しており、
顧客数も伸び盛りなのだとか。

結婚してから7年が経ち、
今年6歳になる男の子がいます。
現在は幼稚園の年長さんで、
来年は小学校に入学。
スクスクと育ち、元気いっぱいだそうです。

奥さんとの仲もよく、
お子さんは元気で仕事も順調。

一見、順風満帆の人生を歩んでいるようですが、
そんな青山さんにもこんな悩みがありました。

それは、息子さんと過ごす時間が
全くと言っていいほどないことです。

仕事はやりがいあるし、
夫婦仲も円満で言うことなし

でも、仕事が充実しすぎているせいか
家に帰れないことも度々で、
帰れたとしても深夜で
息子さんが眠っている時間。

出社は朝イチなので、
やっぱり息子さんは
ほとんど眠っているようです。

ある時までは、仕事は充実しているし、
夫婦仲はいいほうだし、
息子もスクスクと育っているから、
コレも仕方がないか、
コレ以上望むならバチが当たるよな
と考えていた青山さん。

しかし、息子さんの一言がキッカケで、
このままでは後悔する、
と思い悩むようになります。

その一言とは一体何だったのでしょう。

それは…

息子さんが電話を指差し、
「パパ!」
と喜んでいたことでした。

どういうことかというと…

2.このままだと後悔する

青山さんは家に帰れないことや
帰宅が遅くなることがほとんどで、
18時か19時に家族揃って
食卓を囲むことなど年に数回の生活です。

そんな事情もあり、
毎晩の奥さんへの電話は定番でした。
奥さんの携帯電話にかけると
奥さんが出るので、
「今日も遅くなりそうだよ」
などと青山さんは話します。

ちょうど夕飯の準備時間か
夕飯中に電話をするので、
そばには息子さんもいらっしゃいます。

奥さんは電話に出ると、
まず青山さんの話に耳を傾けつつ、
息子さんを見ながら
パパからだよ」と話します。

すると息子さんは喜んで、
「パパァ!」と声を出すのです。
一見微笑ましい家族のワンシーンに見えますが、

しかし、こんな日が
ほぼ毎日のように過ぎていくと、
その微笑ましいワンシーンが、
青山さんにとっては
後悔のシーンへと変わってしまいました。

ある日のこと。
珍しく青山さんが
奥さんと息子さんとで
食卓を囲んでいるときのことでした。

息子さんが
ソファーの方を見て
パパ!」と叫びます。

食事中ですので
青山さんや奥さんは
ダイニングテーブルにいます。
ソファーはリビングにあるので、
息子さんからすると背中の方です。

つまり、
「パパ!」
息子さんは叫びつつ
後ろを振り返ったということです。

青山さんは息子さんの
斜め前にいましたので、
「パパ!」
と叫んで後ろを振り返った
息子さんの視線の先に、
青山さんはいません。

最初青山さんは
勘違いかな
と苦笑していたそうなのですが、
コレが3ヶ月のうちに3回続くと、
なんかおかしいな
と考えるようになります。

そしてある時、
奥さんに聞いてみました。
なぜ、「パパ!」と叫びながら
ソファーの方を見るのだろう?と

すると奥さんは笑いながら言います

ああ、それはね。
ソファーに置いてある
私の携帯電話を見ているの。
あなた、いつも帰りが遅いじゃない?
それで、電話のたびに彼に
パパだよ』と
携帯電話を指差して話していたら、
携帯電話=パパ
思うようになったの。
まあカワイイからいいかな、
と私は思っているんだけど…

コレを聞いて青山さんは愕然としました

なぜなら息子さんの視線から
いつも感じていた、
冷ややかさの謎が解けたからです

3.息子との距離を縮めたい

青山さん自身は
気にしないようにしたのですが、
息子さんとの距離を感じることが
度々あったそうです。

いえ、度々どころか
月日が過ぎていくうちに
それが日常になったしまった
とも話していました。

息子さんと食事をしていても、
一緒にお風呂に入っても、
時折買い物に出かけても、
息子さんの青山さんを見る視線からは
他人行儀というか、
冷ややかさを感じていたそうです。

息子さんと過ごす時間が少ないし、
父親と過ごすことが珍しいから、
息子さんも戸惑っているのかな、
時間が解決するかな、
と思っ

ていたそうなのですが、
青山さんの期待に反して
息子さんとの距離感
広がっていくばかり。

そしてある日の息子さんが
自分に向ける視線から、
このままではきっと
後悔すると痛感したのだそう。

青山さんを見る息子さんの目が、
知らないおじさんを見る目
だったそうです。

感情の込もっていない、
「パパ」とは呼ぶものの
知らないおじさんを見る目。

息子さんにとって
「パパ」
とは携帯電話のことでもあるので、
愛情を込めて
「パパ」
と呼んでいるわけではありませんし、

青山さん自身も息子さんから
温かみが感じられません。

その冷ややかな視線に
愕然とした青山さんは、
距離感を広げてしまった
時間の使い方を反省
どうすれば息子さんとの距離
縮めることができるかを考えはじめます。

家に持って帰ることができる仕事は持ち帰り、
部下の育成に時間を注ぎ、
なるべく夕食を
家族と一緒に過ごせるように奮闘

しかし、
6年近くやってきた
時間の使い方を
急に変えることは難しいものですし、
6年近くかけて築き上げられた
息子さんとの関係性
急に縮まることも難しいものです。

仕方がないか、
これから距離を縮まるようにやっていこう
決意しつつ、

青山さんは息子さんが
大きくなったときに
父親から愛されていた証
を残しておきたい。

と考えるようになりました。

三つ子の魂まで
ではないですが、
幼い頃の思い出が
将来に影響しては
後悔してもしきれない
と考えたそうです。

そこで、幼い頃に父親と
距離があったかもしれないけれど、
そんなことはないんだよ
形にして残しておきたい

そこで来年小学校に入学する
息子さんと一緒に、リンクコーデ
スーツを仕立てようと思い立ちました。

4.父子の距離を縮める入学式のリンクコーデ

そう決意したら行動が早い青山さん
小学校の入学式用のスーツを
リンクコーデで仕立ててくれる
テーラーを探し、早速予約。

本当は息子さんとふたりで
テーラーへ訪問しようと
考えていたのですが、
いざ気まずくなったらどうしようと
奥さんにも同行をお願いします。

家族3人でテーラーに到着すると、
担当のフィッターさんを紹介されて
ヒアリング開始。

入学式用ということで

どんなスタイルが好みか。
ジャケパンスタイルか、スーツスタイルか
2ピースか3ピースか。

寒さが苦手なら着回しの幅が広がる
スプリングコートもコーディネートするか。
シングルかダブルか。

息子さん用の
パンツは半ズボンか。
シャツもコーディネートするか、

などなど。

最初はあまり興味を示さなかった息子さんも、
ジャケットやスーツの見本を見るうちに
目がキラキラしてきたそうです。

そして一言、青山さんと奥さんに伝えます

「僕も、パパと同じジャケットを着れるの?」

知らないおじさんを見る目ではなく、
笑顔で温かみのある目で
青山さんを見つめる息子さん。

まだヒアリング段階なのに
青山さんは
「一緒につくりに来てよかった」
と涙ぐんでしまったそうです。

オーダーと聞くと、
基本的なシルエットや
オプションの数々に辟易してしまい、

自分たちには
ちょっと早いかも、、、
子どもも
退屈するかもしれないし、、

と敬遠してしまう方々が多いそうですが、
青山さんによると
それはもったいないですね、と。

なぜなら、シルエットやオプションに
多くの選択肢があること
オーダーの魅力ではありますが、
フィッターさんが似合うシルエットや
オプションの組合せも提案してくれることもま
オーダーの魅力だからだそうです。

息子さんが好む色遣いや肌触りの生地を選択し、
シルエットやオプションは
フィッターさんの提案を快諾し
採寸を終えた青山さん一家の初日は終了。

次回は仕上がり後の訪問ですが、
初日で息子さんとの距離感が
縮まったような感覚を覚え、

青山さんは
まだ袖を通していないのに、
きっといいものができると
確信していたそうです。

5.最後に

仕上がったジャケパンスタイルのリンクコーデを
息子さんとともに袖を通してみると、
息子さんはしきりに自分の姿と
青山さんの姿を見比べながら、

パパと一緒でカッコいい!」

笑顔でご満悦

入学式はまだ先だけれども、
息子さんが

パパと一緒のジャケットでお出かけしたい」

とせがむので、
家族3人で外食する機会が増えたのだとか。

もちろん装いは、
リンクコーデで仕立てたジャケパンです。

奥さんにもジャケパンと同じ色の
スカーフを青山さんがプレゼントし、
ワンポイントのリンクコーデ
家族の時間を楽しんでいます。

青山さんいわく、
装いを家族でコーディネートすると、
見た目だけではなく
心の距離感も縮まるものなんですね、
とのこと。

青山さんのように、
仕事などで息子さんとの距離が
遠くなってしまったお父さんは、
入学式や卒業式での
リンクコーデを検討してみたらいかがでしょう?

オーダーなら採寸や
生地選びの時間も
息子さんと共有できるので、
父子のはじめての共同作業としてもオススメです。

この記事が、

父子の距離感を縮めることに
役立ちますように。

取材に協力してくれた、
青山さんご家族に感謝です。

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