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男の子とパパとの休日コーデはオーダーで!

もしかしたら私だけかもしれませんが…
男の子のお子さんと一緒に洋服を買いに行った時、

息子
僕、こっちがいいんだけど

とジャケットやスーツを指さされたこと、ありませんか?

昔は私が買ってきた洋服を喜んで着てくれて
その姿がとても可愛くて
思わず私も笑顔になってしまったのに、
今ではお父さんと同じ洋服にれるようになってしまいました。

これは母として喜ぶべきなのかどうか…
正直寂しさもあるのですが、カッコよさに目覚めたことと、

息子
こういう格好がしたい

という意識の芽生えは歓迎すべきことなのかもしれません

しかし大変なのは、休日にお出かけのときの洋服です。
お父さんが着るものを片っ端から真似したがるものだから、
私の場合はもう大変

しかも、ジャケットって
ストレッチの利いた子ども用のモノは確かにあるのだけれども、
お父さんと同じようなカッコいい」デザインのものってなかなかなくて、
サイズも合わないことがほとんど。

もしかしたら私と同じように、
男の子の洋服で悩まれているお母さんがいるかも知れない…
そう考え、この記事を書いてみることにしました。

1.やっぱりジャケットに憧れる

男の子ならば、お父さんの格好に憧れるもの
そんな話をママ友だちから聞いたことがありましたし、
一番身近なカッコいい存在はお父さん
であることがほとんどでしょうから、ごく自然なことなのかもしれません。

お

私の家庭の場合、主人は会社を経営していることもその理由なのか、
平日の仕事着といえばスーツで、
土日祝日に取引先との付き合いがあるときは、
ジャケットを羽織って外出、ということが多いです。

 

身体にフィットするスーツやジャケットが身だしなみとして大事だし、
人と会うときのマナーと話す

主人にいつの間にか影響を受けたのか、
息子と一緒に買い物に行くと、紳士服売り場や路面店のテーラーで足を止め、
ディスプレイされているジャケットやスーツをじっと眺めています

しばらくはただ見ているだけだったのですが、
ある時息子は私にこう言いました。

息子
「今度出かけるときは、僕もこんなジャケットが着たい

やはり主人の影響でしょうか、
た目鮮やかなブルーの生地で仕立てられたジャケットを指差しています

息子が自己主張することはうれしいことではあるけれど、
さすがにまだジャケットは早いかなぁ、という気持ちが正直なところです。

かしそれからというもの、
ジャケットの前を通りかかるたびに

息子
「こんなジャケットがカッコいいよね
息子
「これ、お父さんのジャケットと似ているよね」

目をキラキラさせながら話し、ついには、

息子
「お母さんが選ぶ洋服はカッコ悪いから着たくない

と涙ぐむ始末。

ああ、こんなにも早く私が選ぶ洋服を着てくれなくなるなんて、
と主人にちょっとだけ八つ当たりしそうになりましたが、
ジャケットの色遣い生地の種類などにも
興味を持ち出した息子の様子を見ていると、
彼の希望を叶えてやりたいとも思うのです。

自分がいいと思うものに触れて、
感性かに育ってほしいとも考えていたので、
主人と相談して息子のために休日お出かけ用の
ジャケットを購入してみようとなりました。

2.カッコいいデザインがない

主人に話すと、

おやコーデ
主人
まあ、いいんじゃない?

とのこと。
息子がジャケットを着たい理由というのは
主人自身にあったため、お金のことはさておきマンザラでもない様子。

そこで息子に

「お出かけ用にジャケットを見に行こうか

と伝えると、次の休みを待たずして
今すぐにでも見に行きたい様子。
こんなにんでくれるなんて…とうれしく思いつつ、
息子には休みの日まで待っていてねとお願い。

 

して訪れた次の休日。
満を持して息子とともに、ジャケットを見に行きました。

全国対応出張オーダー

紳士服売り場や路面店のテーラーで
息子としてきたウィンドウショッピングでは、
大人用のジャケットをひたすら見てきました。

しかしこの日は息子のためのジャケットを選ぶ日です。

そこで大人用の紳士服売り場やテーラーではなく、
子ども用のジャケット売り場を探すことになりました。

喜び勇んで駆け足でデパートに飛び込んでは
子ども用のジャケット売り場を息子は探しています

私も息子と一緒に、店員さんにジャケット売り場を聞いては
そこに向かうということを、くり返します

ところが…

デパートを複数回ってみて気づいたのですが、
子ども用のジャケットはなかなか無いのです。

いえ、あるにはあるのですが、
ストレッチの利いた動きやすいジャケットであったり、
丸みを帯びたいかにも子どもらしい、
カワイイデザインのものであったり…。

息子はそれらをみるたびに、

息子
「僕が着たいのはこういうのじゃなくて、
お父さんのようなカッコいいやつ

というのですが、散々息子と一緒に
ウィンドウショッピングをしてきた私です。
私から見ても、子ども用のジャケットだと
息子は満足しないだろうな、とわかります。

そこで次にダメ元で、
セレクトショップに息子と一緒に行ってみたところ、
やっぱり男の子用のジャケットになると
カッコいいものは見当たらない

あるにはあるのでしょうが、
私が複数のお店をまわってみた限り、
息子が目を止めるようなカッコいいジャケットとは
巡り合うことができませんでした。。

3.サイズが合わない

カッコいいデザインが息子にとっての最優先なので、
まずは息子が気に入るデザインを探していました。

しかしなかなか気に入ったデザインのものには巡りあえず、
子どもらしく可愛らしいものばかりだったので、店員さんに

「大人向けのジャケットを子ども用にはしていないのですか?」

と聞いたことがあります。

ると店員さんはこんな事を話してくれました。

店員

「動きやすさ汚れても洗える物を希望される
お客様のために、大人向けのジャケットを
子どもサイズで、というのはなかなかございません。」

「実はそのようなデザインのものが子ども向けにない理由は
もうひとつありまして、
子ども用のサイズでジャケットを縫製することが難しく、
扱っている縫製工場がとても少ないのです。」

なるほど、ジャケットを購入するなら、
大人でも腕の長さが違ったり姿勢が異なったりするため、
同じ身長や体重でも色々なサイズ展開がある
と聞いたことがあります。

 

これが子どもになってくると、、、

確かに子ども特有の
お腹の膨らみや腕の長さや肩幅など、
まさに十人十色と言えそうです。

ストレッチ素材でつくられたジャケットならまだしも、
カッコいいデザインでつくられたジャケット
カッコよく着こなすためには、
サイズ感が重要であることは主人から聞いていました。

確かに主人と同じそれほど伸びない生地のジャケットなら、
サイズ感がカッコよさの鍵を握ることは、なんとなくでも想像できます。

ところが子ども服のサイズ展開は、

大人以上に個性が豊富であるにも関わらず、
大人よりも数多く用意されていない

子ども服のジャケットを縫製できる工場は、
その難しさから多くもない

うーん…
子ども服でカッコいいデザインのジャケットが
用意されていない理由を聞くと、
納得してしまいました。

子どもはすぐに大きくなりますし、
ジャケットを買っても
1年か2年でサイズが合わなくなりそうですからね…。

すぐに着れなくなるものを
選ぼうとはなかなか思わないでしょうし、
需要がないなら縫製工場さんも
子ども用にジャケットをつくろうとは思わないでしょうし…

まあ仕方がないかな、と息子に

Answer
「子ども用のジャケットは、カッコいいのがないんだって。だから、カワイイの買おうか?」

と話しかけてみると、今にも泣き出しそうな様子

そんな泣き出しそうな顔にキュン死にしそうになるも、
やっぱり息子の希望を叶えてあげたいと思ったんですよね。

こで次に、紳士服を仕立てるテーラーに足を運んでみました

4.オーダーしちゃおう!

最初に訪問したテーラーでは、

「子ども用のジャケットを縫製できる工場と提携していないので…」

という理由で、子ども用は扱っていないことがわかりました。
となると、子ども用のジャケットやスーツを
縫製できる工場と提携しているテーラーなら、

子ども用も扱えるってことだよね、と一筋の希望の光が差し込みます。

普段なら

息子
もう疲れたからオンブして

と話す息子も、この日はカッコいいジャケットを購入するため
お店をまわっているからか、文句を言わずに一緒に歩きます。

3店目のテーラーだったと思いますが、
ディスプレイで子ども用の
卒園式や入学式、七五三用のスーツやジャケットを
展示しているお店に巡り合うことができました。

お店に入り、子ども用のジャケットを扱っていますかと聞くと、

扱っていますよ

とのこと。

ようやくたどり着いた
カッコいいジャケットを購入できるかもしれないお店に、
息子の表情がみるみる笑顔になっていきます。

こで勧められるままに椅子に座り、
店員さんの話を聞いてみることにしました。

聞くと、このテーラーでは
子ども用のジャケットは扱っているが、既製服はないとのこと。

その理由は、既製服だとサイズがなかなか合わないことだそう。

このお店にたどり着くまでに、
子ども服のジャケットを縫製できる工場が少ないと聞いていたこと、
サイズ合わせが難しいと聞いていたことから、
やっぱりそうなのですね、と相槌を打ちます。

ではディスプレイされている子ども用のジャケットやスーツは、
どうやってつくるのですか、と聞いてみたところ、
全てオーダーなんです、と。

なるほど、オーダー。

主人がスーツやジャケットを仕立てるときは、
いつもオーダーだったため
オーダーという選択肢そのものは頭の中にあったのですが…
まさか息子のためにオーダーするという選択は正直なかったです。

そこで一瞬

オーダー?まだ幼いのに?
と思ったものの、
カッコいいデザインのものもサイズ感も、
オーダーならば解決することは明らかです。

こでお出かけ用のジャケットを
オーダーしてみようかしら、と思い立ちます。

しかしジャケットのオーダーは私自身経験がなく
いつも主人はひとりでテーラーに行って
オーダーをしていますので、
主人に付き合ってもらうことにしました。

後日あらためてこのテーラーさんに
親子3人で訪れたところ、
主人が興味深く店員さんに何やら聞いています。

どうやらこれまで主人が
仕立ててきたテーラーさんの場合、
子ども用のジャケットは扱っていないそうなんです。

そんな話をしながら主人が私にこう伝えてきました。

おやコーデ
主人
「折角だから、リンクコーデでジャケットを仕立ててみようと思うんだけど、いいかな?」

え、主人と息子がお揃いでジャケットを仕立てるなんて、
私だけ仲間はずれみたいでなんかいい気分じゃないな、、、
というのが正直なところだけれども、

お父さんにれてジャケットを着たいと息子は言うし、
リンクコーデで仕立てるならお出かけも楽しみだし、、、
私は同じ色でワンポイントのコーディネートができればいいかな、
と考えて、リンクコーデでジャケットを仕立てることになりました。

 

ンクコーデでジャケットのお仕立て。
息子と主人とで生地を選び、色と柄を選んで採寸。

息子はたくさんの生地に触っては

息子
こっちのほうが気持ちがいい

と感想を伝えてくれ、

私にはよくわからないけれど、
こういう経験は感性を育むのに役立つんじゃないかな、
と感じられます。

ゼニアロロピアーナなど、
生地メーカーのエピソードも店員さんが披露してくれて、
イタリアという国オーダーメイドの歴史にも
息子は興味を持った様子。

採寸が終わるころには、

息子
みんなでイタリアもいいね

なんて無邪気に話すので、
主人と顔を合わせて笑ってしまいました。

 

もちろん、できあがったジャケットに袖を通すと、
鏡の前で笑顔になり、

息子
僕もお父さんみたいにカッコいいかな?

としきりに同意を求めてきます。

 

息子とはじめてジャケットを仕立てた
主人もマンザラではないようで、
休日のお出かけの際は決まって
お揃いのジャケットを着ていくようになりました。

レストランでの食事もジャケットを着ているときのほうが、
息子もマナーを大切にしている雰囲気を漂わせています。

やっぱり、
身なりから育まれる内面もあるんだなぁ
と私自身学びました。

ジャケットが欲しいにはじまり、
リンクコーデオーダーすることになりましたが、
今では毎年一着はオーダーしてもいいかなと思っています。

5.最後に

子ども服を買う場合、
どうしてもすぐに着れなくなるからと思うものですが、
これほどまで休日のたびにジャケットを着てくれると、
というものはうれしいものなのだな、と私自身感じています。

ジャケットをオーダーすることになるので、
お値段はどうしてもそれなりのものになりますが、
親子で仕立てると子ども分は使う生地の少なさから、
多少リーズナブルになるようです。

ジャケットをお揃いで仕立てて以来、
親子で出かける機会も増えましたし、
親子のコミュニケーションも豊かになったように感じています。

何よりうれしいことは、
子どもの周囲を見る目が育まれている感があることでしょうか。

タオルやハンカチに触ると、
この肌触りはいいねとか、もうちょっと硬めが好みだなとか、
そんな言葉を話してくれるようになりました。

もしかしたら
自分の好きな洋服を着るということは、
感性を育むことになるのかもしれない。

そう考えると、
教育との一環としてもオーダーを考えられる

ようになるので、不思議ですね。

この記事が、
男の子の服選びに悩むお母さんやお父さんの助けになれば、幸いです。

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